SPORTS ウォッチャー入江陵介米国武者修行と東京五輪への思い


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2018年10月6日のSPORTSウォッチャー。

競泳選手、入江陵介28歳。

2012年ロンドン五輪では、

100m背泳ぎで銅メダル。

200m背泳ぎで銀メダル。

メドレーで銀メダルを獲得。

無駄のないフォームは、

”世界一美しい泳ぎ”と言われた。

しかし、2016年のリオ五輪ではメダルなし。

引退とも言われた入江陵介。

アメリカで修行をしていた!

自分は賞味期限切れ⁈

3人兄弟の末っ子に生まれた入江陵介。

水泳を始めたのは0歳。

ベビースイミングだった。

ピアノも得意だった入江陵介。

器用かつ繊細だった。

背泳ぎは小学生の時から得意。

五輪に初めて参加したのは18歳。

北島康介と同室。

5位に入賞し将来を期待された。

ロンドン五輪の時は22歳だった。

メダルを3つ獲得。

4年後のリオ五輪は更に期待された。

リオ五輪直前のインタビューで入江陵介は語る。

「リオが終わったら何も残らなくてもいいくらい、

全力でぶつかっていきたい」

入江陵介自身も自分に期待していた。

2016年のリオ五輪。

200m背泳ぎの結果は8位。

期待が空回りしたのか。

レース後のインタビューでは、

「悔しいの一言、苦しいの一言」と胸の内を語った。

更に、

「自分のことを賞味期限が切れた人間なのかと

思う時期も多かった」と言う。

結局、リオ五輪ではメダルなし。

入江陵介に笑顔がなくなった。

「申し訳ない気持ちと、何かわからないです」

4年後の五輪についても「わからないです」と答えた。

スポーツ紙には”引退”の文字が出た。

未知の世界に伸びしろを求める

入江陵介がアメリカに渡ってから1年半となる。

水泳大国アメリカ。

アメリカでは毎週のように国内ツアーを開催。

賞金レースに多くのトップスイマーたちが集結する。

リオ五輪の金メダリストも出場し、

テレビ中継もある。

自分よりもレベルの高い人と闘えるのはアメリカ。

渡米当時、入江陵介は英語もろくに話せなかった。

それでも未知の世界にしか伸びしろはないと思った。

東京五輪は貴重なチャンス

リオ五輪で自信を無くした入江陵介。

それを奮起させたのは東京五輪だった。

2020年の開催地が東京でなければ。

入江陵介の競泳人生はそこで終わっていたかもしれない。

誘致活動には入江陵介も参加していた。

東京に決まった時には、すごく鳥肌がたった。

入江陵介は今でも鮮明に覚えている。

地元で五輪が開催されるのは、

選手にとっては貴重なチャンス。

「(それを)放り投げるのはもったいない」

これで入江陵介は前を向くことができた。

泳ぐことを楽しむ

入江陵介が単身渡米したのは2017年。

何かも初めて。

全て自分でやらないといけない。

当初は曖昧に微笑むだけだった。

今では進んで話しかける。

アメリカの選手たちは、

考えすぎたり気にしすぎたりしない。

全てが入江陵介の先生になった。

個人メドレーを得意とするチェイス・カリシュ選手は、

「日本人は練習に対して厳格と聞いている。

アメリカではみんな気楽に取り組んでいる。

入江はいつも楽しんでいるよ」

トレーニングの成果

2018年7月。

プロスイムシリーズ、コロンバス大会。

パンパシフィックの前哨戦と言われる重要な大会。

入江陵介は後半の追い上げが得意。

課題は前半のスピード。

ここをクリアすれば上位が見えてくる。

レースの前半。

入江陵介のスピードは1位を争う勢い。

結果は、100m背泳ぎ53秒08で優勝。

今季世界ランク4位の成績。

入江陵介はアメリカでのトレーニング成果を感じた。

生きることで精いっぱい

2009年、北島康介もアメリカに拠点をおいていた。

入江陵介は渡米して1年半。

渡米後のことを語る。

英語もわからない。

自炊もしたことがない。

生きるのに精いっぱいだった日々。

水泳をいい意味で集中しなくてよくなった。

自分と向き合うようになった入江陵介。

水泳がストレスじゃなかくなっていた。

4年ぶりのメダル

8月。

第13回パンパシフィック水泳大会。

背泳ぎ100m決勝。

リオ五輪の金メダリストのライアン・マーフィーは隣のレーン。

入江陵介の泳ぎはどこまで通用するのか。

前半はマーフィーが先頭。

入江陵介のタイムは前半25秒70。

ロンドン五輪のときは26秒21だった。

あの時も速いタイム。

レース後、

「素直に楽しかったです」と話す入江陵介。

翌週のアジア大会は100m背泳ぎ2位。

タイムは52秒53。

今季自己最速である。

進化し続ける入江陵介

入江陵介には驚くべきことが起きていた。

バラフライで怪物と言われたフェルプス。

23歳北京五輪のタイムは50秒58。

31歳のリオ五輪では51秒14。

入江陵介の100m背泳ぎ。

22歳ロンドン五輪で52秒97。

今年28歳で、52秒53。

若い時の自分の記録を上回った。

水泳選手のピークは20代前半と言われる。

それを超える記録を出した入江陵介。

怪物を凌ぐ快挙である。

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