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2018年12月18日のセブンルール。
新田あゆ子、39歳。
菓子職人。
”菓子工房ルスルス”
浅草店、東麻布店、松屋銀座店。
3店舗を経営。
アイシングクッキーが人気である。
新田あゆ子のセブンルールとは?
1 誰にも作れるレシピを作る
東京都、浅草寺の近くにある”菓子工房ルスルス”。
新田あゆ子の最初の仕事。
7人いるスタッフのスケジュール作り。
3店舗の焼き菓子をここで作っているのだ。
2006年菓子教室ルスルスをオープン。
これが”ルスルス”の始まり。
教室で教えていたお菓子を販売するようになった。
”ルスルス”のクッキーはシンプル。
シンプルな材料でシンプルに作るがモットー。
教室で作れるお菓子をそのまま作っている。
しかし、プロ。
一般の人よりも更に美味しく作れる。
2 妹の舌を信用する
とある日の朝7時。
新田あゆ子はウェディングケーキを製作中。
一つ違いの妹、まゆ子さんが見つめている。
”ルスルス”はまゆ子さんと二人三脚で成り立っている。
姉あゆ子は、お菓子作り、商品開発を担当。
妹まゆ子さんは、菓子作り以外の全ての仕事と接客を担当。
クリスマスに向けて新作ケーキを作る新田あゆ子。
レモンとほうじ茶のケーキ。
スタッフからの評価は上々。
妹まゆ子さんが試食。
「うん…。柔かすぎるかもしれない」
まゆ子さんは忌憚なく感じたままを口にする。
まず、チョコの香りについて。
「淡いし、柔らかいし、ふわふわって感じ」
これだけ聞いていると良い評価のような気がする。
しかし、つまりは、印象が薄いってことらしい。
スタッフは新田あゆ子に遠慮してしまう。
妹からは厳しい意見を聞くことができる。
そして、妹の舌を新田あゆ子は信じているのだ。
まゆ子さんの意見を取り入れて新作ケーキが誕生した。
3 年に一度は自分の未来を年表にする
母が作る菓子が大好きだった新田あゆ子。
高校生の時、お菓子職人を夢見る。
しかし、両親の意見に従い、専門学校ではなく短大へ進学。
短大卒業後、菓子職人へ。
菓子職人になるのに役に立ったこと。
それは、自分の未来を年表にして想像することだった。
21歳の新田あゆ子が作った年表。
フランスに留学。
フランスの空気を纏いながら、帰国してcafeを開く
”200万円借金”とも書いてあった。
これは留学するための資金だ。
目標のための道筋を立てる。
未来の自分の為にできることをする。
年表は自分へエールでもある。
さて、現在の年表。
40歳で「きょうの料理」に出演。
これは叶うのか、楽しみである。
4 クッキーはパズルの様に隙間なく詰める
星型、丸型、大き目のリング型、棒状のものもある。
いろんな形のクッキーを缶に詰める。
クッキーの形は詰めることを優先して決めていない。
缶とクッキーの形で逆算して詰めていく。
隙間がないようにクッキーが動かないように詰める。
これも新田あゆ子のルールの一つ。
5 お昼は父の作ったおにぎり
「ルスルスらしさとは?」
番組スタッフに質問された新田あゆ子。
「静かにちゃんと淡々ときちんと、
仕事をしていることを表現したい」
妹のまゆ子さんは「懐かしいとかノスタルジー」と答えた。
それを聞いて「それもそう!」と賛同する。
思っていることは一緒だけど上手く言えない。
新田あゆ子の思いを妹が代弁してくれる。
店の梁の上に黒い帽子がある。
新田あゆ子の3つ上の兄の帽子。
店ができるちょっと前に亡くなった。
新田家は3人兄妹だった。
亡くなってから兄が妹に乗り移った。
頼れる妹になり、家族の絆がより強くなった。
さて、朝10時に一人の男性が店に現れた。
新田家の父である。
毎日スタッフ全員のおにぎりを届ける。
毎日一度スタッフの顔を見る。
”家族主義”なんだそうです。
店のスタッフも家族。
元気かどうか気になるようです。
6 日曜日は夫と遊ぶ
新田あゆ子の休みは日曜日。
雑誌編集者の夫・順平さんと過ごす。
出会ったのは7年前のクリスマス。
順平さんがとある店で酔い潰れていた。
その店に新田あゆ子がケーキを届けた。
翌日に順平さんから電話が来た。
酔いすぎてすみませんでしたとお詫びだった。
これが縁で結婚。
順平さんがいる時は店のことを忘れる。
お菓子のことを考えない。
このメリハリが癒しになる。
7 姉妹喧嘩してもすぐ仲直りする
妹・まゆこさんの様子がおかしい。
言葉にトゲがある。
どうやら新田姉妹は喧嘩中。
原因は何か?
スタッフのシフトについてだった。
姉妹だから言いたいことを言い合える。
これはストレス解消なのか。
営業終了後。
ビールで乾杯する二人。
喧嘩しても引きずらない。
二人にしかわからない絆がある。
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