スポンサーリンク
2019年1月28日の人生が変わる1分間の深イイ話。
ヴァイオリニストはせっかちなのか?
高嶋ちさ子もそうだった。
千住真理子も同じだった。
せっかちで生き急いでいて走り続けている。
その理由はヴァイオリンの為。
少しでも長くヴァイオリンに触れるためだった。
すべてはデュランティのために
1716年製のストラディヴァリウス、デュランティ。
千住真利子のヴァイオリンである。
お値段、ウン億円!
初代所有者は、ローマ法王クレメンス14世。
千住真利子のもとに来たのは16年前。
千住真利子の生活はデュランティを中心に回る。
1日の練習量は多い時で14時間。
デュランティ以外の時間は節約する。
その為、超せっかち。
千住真利子のせっかち生活
千住真利子は卵は3個、生のまま飲みます。
まるでロッキーのようです。
ただ、料理する時間がもったいないからです。
大好物のステーキも噛みません。
ほとんど飲み込んでいます。
わずか5分で間食。
美容院でも千住真利子のせっかちは止まりません。
予約5分前なのに着くと猛ダッシュ。
美容院のスタッフも心得て、それをサポート。
シャンプー台への移動もダッシュです。
1月5日、静岡でのコンサート。
集合時間20分前に到着した千住真利子。
余裕があるのに、猛ダッシュで楽屋へ。
時間がもったいないのです。
予定よりも30分早くリハーサルを終了。
すると、帰り支度を始める。
コンサート終了後すぐ帰れるように準備。
早く帰って泳ぐそうです。
本番2分前。
はちみつをチューブから直接口に入れます。
しかし、演奏はせっかちではありません。
ご安心ください。
天才と言われた千住真利子。
演奏の素晴らしさだけではありません。
暗譜力も凄いんです。
一般的なヴァイオリニストは100曲ほど暗譜。
千住真利子の暗譜は500曲以上。
驚異です。
1時間半の演奏終了後、楽屋へ猛ダッシュ。
共演者も壁に貼りついて避けます。
楽屋に入って30秒後。
出てきました。
終演から2分後に会場から消えていました。
せっかちで体に異変
人間ドックを受診した千住真利子。
腸にポリープが見つかりました。
肉まる飲み生活は腸に負担だったんですね。
ヴァイオリンの事だけでなく、腸の心配もすべきです。
千住真利子はステーキを食べる時に工夫しました。
お肉を頬張り、テーブルから離れる。
亡くなった母の写真のあるところまで移動。
ステーキを見ていると、口の中に入れたくなるんです。
だから離れるんですね。
更に、噛まなくてもいいメニューを発明。
はんぺんの真ん中をくりぬき、
豆腐と納豆をそこに入れる。
「ほとんど噛まなくていいでしょ」
本当にいいんでしょうか?
弓はウン千万円!
創業70年の文京楽器。
千住真利子が特注した弓の受取。
1年かかって作成されたものである。
通常上質な弓はフェルナンブーコと言われるブラジルの木材を使用。
強度としなやかさを兼ね備えている。
繊維の密度の差で音の伝わりに違いが出る。
繊維密度の高い木材はブラジルで探した。
通常の弓よりも4g重い、64g。
音色を聴き比べた。
ウン千万円もする弓が奏でる曲と…?
素人にはよくわかりません。
千住真利子の3日間の船旅
2018年千住真利子の最後の仕事は沖縄でした。
豪華客船飛鳥Ⅱで演奏です。
南西諸島・台湾クルーズは12泊。
ロイヤルスィートは220万円。
千住真利子は途中乗船で3日間の船旅です。
夕方5時出港。
進むのが遅いと千住真利子がぼやきます。
せっかちな千住真利子が船旅を耐えられるのでしょうか?
お部屋は40㎡。
シャンペンが用意されています。
豪華客船は映画館あり、テニスコートあり、
カジノもできますし、フィットネスも図書館もあります。
しかし、千住真利子は映画は観ません。
「つまんなかったら困るから」
無駄な時間はないのです。
バーで一人飲みしましたが、5分で終了。
1周440mの甲板を歩くことにしました。
約1時間半。
その後、ヴァイオリンの練習。
また甲板歩き、そしてヴァイオリンの練習。
唯一熱心に取り組めたのがありました。
クリスマス手芸。
クリスマスのオブジェを作るのです。
しかし、せっかちですので先生の話を聞きません。
勝手に次の作業に進みます。
手芸なのに一人だけ汗だくの千住真利子。
講習後、楽しかったと感想。
しかし、もう来ないそうです。
こういう状態でなかったら行かないんですね。
さて、コンサートは無事終了しました。
千住真利子の夢
せっかちで、ヴァイオリンにストイックな千住真利子。
それには訳があるのです。
100歳を越えてもステージに立ちたいのです。
そして、多くの方に演奏を聴いてもらいたい。
だから、少しの時間も惜しいのですね。
スポンサーリンク