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2019年1月12日の人生最高レストラン。
ゲストは、俳優・角野卓造。
俳優暦50年。
全国で仕事をしながら美味しいものを食べてきた。
年200食は外食。
単純計算すると、約1万軒を訪問。
そして、角野卓造にはこだわりがある。
美味しいものは一人で楽しむこと。
美味しさを噛みしめるためだ。
1万軒の中から選んだ”本当は紹介したくないアレ”。
紹介したくないアレ
角野卓造の代表作といえば「渡る世間は鬼ばかり」。
ラーメン屋の店主を演じている。
実際、ラーメン屋の食べ歩きも多い。
紹介したくないアレもラーメン屋である。
東京、西荻窪。
飲食店が多く立ち並ぶ街。
ここは角野卓造が好きな街である。
小さなラーメン屋、”はつね”がそうである。
シンプルな店構えは昔から変わらないと角野卓造は言う。
中はカウンターのみ。
6人くらい座ればいっぱいになる広さ。
だから、店の前には行列ができる。
はつねのタンメン
”はつね”のメニューの中で角野卓造が好きなもの。
それは、”タンメン”である。
具は野菜のみ。
白菜、キャベツ、人参をさっと炒める。
スープは豚のゲンコツ、豚と鶏の脂身、キャベツ、ネギ。
炒めた野菜をスープで煮込む。
煮込むことで野菜の旨みが出る。
角野卓造は食べることだけはない。
作り方もよくわかっている。
タンメンの食べ方へのこだわり
角野卓造の趣味は食べることである。
食べること、作る人に対する敬意を感じる。
そして、タンメンに関してこだわりの食べ方がある。
ラーメンの上に積まれた野菜の山。
これにスープをかける。
それから、麺と野菜を混ぜ合わせる。
そして、食べる。
半分くらい食べて、コショウを振りかける。
これで味に変化が起きる。
残りが3分の1ほどになったら、酢をかける。
ここでも次なるこだわりがある。
酢はいったんレンゲにあける。
それからタンメンにかける。
直接、お酢の入れ物からかけてはいけない。
ここのタンメンの素晴らしさは、
「美味しすぎないこと」だそうだ。
美味しすぎないから、毎日食べたくなるのだと角野卓造は話す。
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