ソノサキ豚骨ガラが葱に変身!ラーメン店に里帰りする仕組み


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2019年1月8日のソノサキ。

家系ラーメンの”横浜ラーメン武蔵家東名川崎店”。

大量の豚骨ガラが廃棄される。

この豚骨ガラはどこへ行くのか?

豚骨ガラの行方

夜11時。

”武蔵家東名川崎店”にトラックがやって来た。

約100キロの豚骨ガラを回収。

トラックの男は、

「今から工場に持ち帰る」と言う。

既に他の店からも回収。

一日約30軒、約2トンである。

豚骨ガラをリサイクル

翌朝。

看板のない工場に行く。

工場の中には大量の豚骨ガラが収集されていた。

130軒以上で回収された量は、総重量8トン。

本来は豚骨ガラは焼却処分される。

その時、店舗はお金を支払わなければいけない。

株式会社AKアソシエイツでは豚骨をリサイクルしていた。

では、豚骨ガラの今後の運命は?

豚骨ガラがサラサラに変化

AKアソシエイツ代表の伊藤克也さん62歳。

豚骨ガラのリサイクル方法を教えてもらった。

まず、豚骨ガラを乾燥させる。

機械の名前は”とんこつガラリサイクラー”。

フォークリフトを利用して約300キロの豚骨ガラを投入。

10杯分入れるので、約3トン。

重油を使った熱風をあて混ぜながら乾燥。

8時間後。

スジや軟骨はサラサラの砂状になっている。

大きな骨の部分は残ったまま。

次に、破砕機で更に細かくする。

豚骨ガラは粉と粒の状態に変化。

そして、ロール型の大きなフルイにかける。

粉状態とつぶ状態の大と小の3種類に分けられた。

これは一体何に使う物なのか?

豚骨ガラが肥料へ

三重県松阪市。

大きな農業用のハウス。

ネギが植えられてあった。

これは通称”とんこつネギ”。

生産者の石川勝己さんに聞いてみた。

あの豚骨ガラはここで使われているのかと。

豚骨ガラは肥料になっていた。

粒が大きいほど効き目が長持ち。

小さいものは即効性がある。

栽培の用途で使い分けていた。

植物の成長に必要なものは窒素、リン酸とカリウム。

豚骨ガラはリン酸を多く含んでいる。

この肥料のおかげで、

「風味や甘みが増すようになった」と言う石川勝己さん。

肥料がネギに⁈

豚骨ガラは肥料になり、とんこつネギを育てていた。

このネギはどこへ行くのか?

ネギはオーダーをもらっている所へ行く。

ラーメン店に戻っていた。

その一つが”長浜ラーメン一番軒”。

とんこつネギがトッピングされていた。

このリサイクルを主導している会社が、

愛知県名古屋市にある”SSフーズ”。

チャーシューや豚骨の食肉を卸売りをする会社。

とんこつ処理のお手伝い。

見事なリサイクルを作った。

素晴らしい。

豚骨ガラの肥料はネギ以外にももちろん効果あり。

販売もしているそうだ。

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