スポンサーリンク
2019年3月1日の爆報フライデー!
女優の闘病記。
洞口依子は今!
15歳でグラビアデビュー。
可愛かったですね…。
53歳になった現在、
美脚が驚くほど腫れる病気になっていた。
90年代を代表する女優
洞口依子の出演作品は、
伊丹十三監督「マルサの女2」
ドラマ「ふぞろいの林檎たちⅣ」
ドラマ「愛という名のもとに」など。
多くの作品にちょっと光る脇役で出演。
90年代を代表する女優である。
1097年32歳で結婚。
相手はテレビ局のディレクター。
だが、今は病と闘っている。
腫れあがった左足
番組スタッフは公園で洞口依子と待ち合わせ。
ピンクの髪に派手な柄の衣装。
以前のイメージとはかなり違う。
顔は晴れやかで当時の面影を残す。
しかし、少し太ったような感じ。
現在53歳の洞口依子はある病気で通院中。
左足が曲がらない、硬い、腫れている。
左足に縦に線が何本も浮いている。
これはストッキングの痕。
消えないのだ。
腫れているだけではない。
足がだるくて立っているのがツラい。
正座ができない。
とても大変な病である。
3年前に発症
洞口依子が病気を発症したのは2016年。
当時、マーティン・スコセッシ監督の、
映画「沈黙サイレンス」に出演。
台湾で撮影した。
素晴らしい体験をしたと話す洞口依子。
しかし直後異変が起きた
自宅で掃除中。
洞口依子は左足が重く感じた。
日を追うごとに足はさらに重くなった。
そして、激しい痛みを伴うようになった。
左足を見ると血管が妙な形で浮いている。
病院へ行くと病名がわかった。
”リンパ浮腫”。
体の老廃物を排泄するリンパ液。
リンパ液の流れが阻害されると、
体内にリンパ液が染み出す。
それが、むくみとなる病気。
リンパ浮腫が悪化すると、
炎症が足全体に広がる”蜂窩織炎”になったり、
最悪の場合は、
皮膚が硬く変形する”象皮症”になる。
子宮頸がんからリンパ浮腫へ
洞口依子はどうしてリンパ浮腫になったのか?
始まりは2003年38歳の時だった。
肌が荒れだした。
目にクマはでき、腰は痛み、生理不順となった。
”子宮頸がん”だった。
約5センチの巨大な悪性腫瘍。
洞口依子は子宮を全摘出することになった。
死も覚悟していた。
長い手術が終了。
無事成功し転移もなし。
洞口依子はガンを克服した。
この手術でリンパ節を切除していた。
それがリンパの流れを停滞させる原因となった。
日常生活の制限
子宮頸がんの手術後はリンパ浮腫になる可能性がある。
それを避けるために日常生活にいくつか制限を受ける。
血流を妨げる長時間の同じ体勢をしない。
皮膚に強い刺激を与える熱い風呂は避ける。
湿疹ができると菌が侵入しやすくなるので、
日頃のスキンケアが非常に重要。
日焼け、虫さされ、ペットによるひっかき傷にも注意。
手術から12年目の発祥
勿論、洞口依子もマッサージをするなど注意していた。
手術から12年でリンパ浮腫を発症。
大きく腫れた足のためオシャレができなくなった。
以前はフェミニンなワンピースなどが多かった。
むくんだ左足を隠すためパンツを穿くようになった。
ハイヒールはリンパの流れを阻害するので処分。
治療費は高額
リンパ浮腫を発症した洞口依子。
治療にあたり厳しい問題に直面した。
治療費が高額だった。
リンパの流れを活性化させるリハビリ、ドレナージを行う。
これが保険が適用されない。
1回1万円以上。
しかも続けても完治はしない。
それに施術者が圧倒的に少ない。
医療用の弾性ストッキングは1足3万円以上する。
注目されている治療
リンパ浮腫には今注目されている治療法がある。
”LVA”リンパ管静脈吻合手術。
足の皮膚を切り開き、リンパ管を静脈に縫い付ける手術。
停滞していたリンパが静脈の流れに乗り循環することで、
むくみが改善される。
しかし、改善はするが完治はしない。
人によっては上手く流れない場合もある。
1回の手術で終わらず何度も手術しないといけない場合もある。
治療費は入院費も含めては約70万円。
洞口依子の治療法とは
洞口依子は独自の治療法をしていた。
極寒の海でサーフィン。
これが洞口依子の治療法。
水圧と浮力で自然とマッサージ効果がある。
海中では浮力により足の負担が少ない。
全身運動で血液の循環が改善される。
適度の水圧でむくみが改善することもある。
奇跡の体験
2017年3月。
洞口依子に運命のオファーが来た。
主演映画。
「君の笑顔に会いたくて」
奇跡の体験をする。
自殺する少年を止めて海の中でもみ合うシーン。
体当たりで演技する洞口依子。
撮影後。
むくみが引いていた。
以来、治療と並行して海に通っている。
笑顔で病と闘う
洞口依子はどうしてカミングアウトしたのか。
リンパ浮腫と闘う女性患者は、約10万人。
彼女たちにエールを送りたい。
発症してもまだ生きている。
幸せの度合いは人と比べられない。
前向きに笑って過ごしたい。
洞口依子は、笑顔で病と闘っていた。
スポンサーリンク