モーサテ大平技研大平貴之の愛読書”星を継ぐもの”が教えた事


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2019年2月26日(火)放送のモーサテ。

プラネタリウム・クリエーターである大平技研の大平貴之社長が登場。

紹介する書籍はイギリスの作家、ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」。

この本のある一文が震災で打ちひしがれた大平貴之社長の気持ちを再び奮い立たせた。

2011年の東日本大震災による原発事故

2011年の東日本大震災で原子力発電所が爆発した。

そして、科学技術に携わる人間が社会から批判を受けた。

インフラを支えたり、それを生み出してきた人間のマイナスのところをを集中的に世間はバッシングした。

生活の中で電力を使い恩恵にあずかってきた人間として、いたたまれない気持ちになった。

最も先進的なプラネタリウム

2011年ギネス世界記録に認定。

最も先進的なプラネタリウム投影機を創った大平貴之社長。

大平貴之社長はプラネタリウムを作って世間に評価された。

”でも、これって人が生きる為に本当に必要なものかというとこころもとない訳で。”

自分自身のやっている事に不安を感じるようになった。

星を継ぐもののメッセージ

人類が今日描いた夢は、明日きっと実現するのです。

この言葉に啓発された大平貴之社長。

エネルギーの明日はどうなるのか?

もっともっといろんな人と議論をする必要を感じた。

それは宇宙を調べる事を動機づける事だった。

宇宙にはたくさんの星があり

その中に我々が住んでいて限られた資源を使い続けている。

これからみんなどうしますか?

このままでやっていけますか?

天体を見ることで問いかけるきっかけになると気がついた。

それゆえ、プラネタリウムというのは社会の為に必要な仕事だと
最近思えるようになった。

Introspect 内省する

プラネタリウムで宇宙を見る事は内省の旅をする事でもある。

宇宙の中の自分の存在に気付く事。

それが地球全体、宇宙全体の明日を考えることにもなるのだ。

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