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2019年4月7日のワイドナショー。
乙武洋匡の義足プロジェクトの続報。
2018年11月18日に第一弾を放送。
義足を付けるのも覚束なかった乙武洋匡。
あの時、歩行記録は7.3m。
あれから乙武洋匡はどこまで進化したのか?
理学療法士も参加
番組放送後、様々な反響があった。
体のプロを入れた方がいいと意見が多かった。
そこでスタッフと話会い。
理学療法士を新たにスタッフとして入れることになった。
理学療法士とは、
体の基本的な機能の回復や維持・障害の悪化予防を目的とした、
リハビリテーションの専門職。
新たに加わった理学療法士が内田直生さん。
内田さんはスタッフとして参加した初日に2つアドバイスをした。
・ペンギンのように横移動しながら移動する
・体の真ん中に棒が入っているイメージで歩く
生まれてからずっと座った体勢だった乙武洋匡。
体がLの字形に凝り固まっていた。
歩こうとする元のL字形に戻ろうとなる。
しかし、アドバイスのおかげで前倒れになるのが解消された。
筋力造りは片足立ち
義足は両方で重さ20キロ。
この重さを動かすには、体力と筋力が必要。
筋力を付けるための練習が、
1分間の片足立ち。
足を前に出した瞬間、倒れないように踏ん張れる筋力を作る。
乙武洋匡にはこれがかなりキツイ。
1分間を終えるとハアハアと息が荒くなる。
背中も汗でびっしょり。
しかし、成果を出ている。
足がしまってきた。
筋力が付いていた証拠である。
乙武洋匡が怪我!
乙武洋匡の測定会の前日。
乙武洋匡のマネージャーから連絡が入った。
測定会が中止。
乙武洋匡が怪我をしたらしい。
1週間後に直接話を聞いた。
練習を見て頂く参加会があった。
2回やって最後に全員と集合写真。
そして、乙武洋匡一人でも写真を撮ることになった。
写真を撮る瞬間、疲労で前のめりになってしまった。
腹部を強く打った。
右肩が上がらなくなった。
腸腰筋が筋肉痛!
測定開始。
乙武洋匡は少しずつ体を左右に動かして動く。
「ごめん、座ります」
3m70㎝で中断。
顔には披露が滲んでいる。
お腹の下が痛いと言う。
「下腹部の奥がカーっと熱くなってきて痺れて力が入らない」
少し休むことにした。
この日の気温は7度。
この気温も乙武洋匡の体を動きにくくした原因の一つ。
乙武洋匡が痛いって言っていたのは、腸腰筋。
理学療法士によると、
「腸腰筋は股関節まで伸びている筋肉。
筋肉の使い方は間違ったいない。使い方ができていない段階」
だから、痛みが出ていしまう。
筋肉痛のようなもの。
乙武洋匡の記録は…
休憩30分後、測定会を再開。
これがラスト。
乙武洋匡の周りに3人のスタッフ。
スタート!
途中倒れそうになる乙武洋匡。
だが、なんとか持ちこたえる。
左右に体重移動しながら前に進む。
10m超えた。
記録は10m35㎝。
乙武洋匡は前側に倒れた。
体中、汗で濡れていた。
義手の型取り
測定会は終了。
しかし、もう一仕事ある。
乙武洋匡の肩周りをラップでグルグル巻き。
その上から石膏を含ませたギプス包帯で巻く。
ギプス包帯はわずか数分で固まる。
乙武洋匡の義手の型取りだった。
今回の義手は歩行を助ける重りのような役割。
うまくいけば何かを掴んだり機能を付けたものにする。
人の役に立ちたい
苦しい思いで義足にチャレンジする乙武洋匡。
そのモチベーション何か?
乙武洋匡は3歳から電動車いす生活。
自分自身の為だけではこんなチャレンジはしない。
「足を失って歩けない人の励みにしてほしい」
世の中の役に立ちたくて始めた。
今月から膝を曲げる練習をする乙武洋匡。
膝を曲げると、立ち上がったり階段を上ることができるようになる。
「本当の地獄はこれからだ」
と義足装具士から言われた。
試練はもっと先にある。
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