がっちりマンデー和歌山グリーンソフトが52年継続した戦略


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2019年7月15日のがっちりマンデー!!。

ピノに、PARM、爽、雪見大福など。

全国に流通しているアイスは数知れず。

しかし、地元だけでバカ売れしているアイスがある。

年間200万個。

和歌山でバカ売れのアイスの秘密とは?

グリーンソフトはアイス売り場を支配している

和歌山市内のスーパー、メッサオークワ。

店舗内にのぼり付きのアイス売り場。

そこに”グリーンソフト”があった。

その他のアイスは50個くらい並んでいたが、

グリーンソフトは約600個。

アイスボックスの中はグリーンソフトだらけ。

袋を開けると、カップで蓋をしたソフト。

カップを外すと、薄緑色のソフトが出てきた。

グリーンソフトは抹茶のソフトクリームだった。

世界で初めて抹茶で作ったソフト

グリーンソフトの本社は和歌山市内にあった。

”玉林園”。 

お茶専門店である。

どうしてアイスを作ったのだろうか?

代表取締役、林和宏さんに聞いてみた。

グリーンソフトを考案したのは先代。

5代目、林巳三彦(きみひこ)社長。

それは61年前の夏だった。

夏になると麦茶ばかりが売れる。

茶葉が売れない。

海外では抹茶にミルクをいれるらしい。

それで林巳三彦は閃いた。

それが、グリーンソフト。

世界で初めて抹茶で作ったソフトである。

抹茶を石臼でひくということ

お茶屋が作る抹茶ソフト。

抹茶は石臼で挽く。

通常の抹茶ソフトの抹茶は粉砕機を使用。

大量に素早く抹茶を挽くことができる。

石臼だと少量しか挽くことができない。

でも、粒子が細かく舌触りが滑らか。

玉林園では、1000台の石臼を用意した。

グリーンソフトの広告戦略

和歌山全体に広まったグリーンソフト。

これも先代社長の作戦によるもの。

それは、52年前から始まった。

子供の日にグリーンソフトがもらえる引換券。

市内の100を超える幼稚園や保育園に配る。

約15,000枚。

これを52年間継続している。

52年継続したグリーンソフト大作戦の結果

グリーンソフト大作戦の結果。

幼稚園児に引換券を見せるとグリーンソフトの券だとわかる。

ソフトクリームの絵を描いてもらうと、

ぜーんぶ緑色。

刷り込み作戦が成功した証拠。

さて子供たちがソフトを交換すると、

必ず親たち付いてくる。

しかも52年間続けているってことは、

最初の頃の子供たちがいい大人になっている。

3世代くらいに浸透してるってわけ。

これはスゴイです。

大人に朗報!

玉林園はラーメン屋もやっている。

名物が天かすをかける”てんかけラーメン”。

370円。

これにグリーンソフトがセットで550円。

完璧です!

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