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2019年10月7日のyouは何しに日本へ。
イタリアから来たアンナさん66歳。
日本に来た目的は?
世界一周のために広島に行く!?
これは是非とも密着しなくては!
船のオーナーはイタリア男
午後7時40分。
広島空港からはバスで広島港へ。
午後10時15分に観音マリーナホップへ到着。
アンナさんの友人と待ち合わせ。
イタリア男76歳、ジョバンニさん。
彼の18mのボートを訪問。
船の中に他のイタリア男。
こちらは68歳のダニーロさん。
航海歴12年
ジョバンニさんの航海の話。
これからはまず北海道の釧路へ向かう。
そこで出国の為の書類を用意。
そしてベーリング海峡を目指す。
イタリアから航海を始めてアイスランド、ノルウェーと旅してきた。
それが2007年。
ジョバンニさんの航海は2007年に始まっていた。
アメリカとカナダの海岸線をずっと行って、
太平洋を渡ってタヒチ。
去年フィリピンから日本に来た。
92600キロの旅。
ジョバンニさんの航海は夏の6ヵ月だけ。
それ以外の期間はイタリアに帰っている。
ジョバンニさんが体験した航海
航海をしながらジョバンニさんはたくさんのものを見た。
イタリアからノルウェーへ向かった2007年。
海原を泳ぐシャチの大群。
2回目の航海は2010年。
ノルウェーから北極点の方へと向かった。
北極点から1000キロ以下の場所まで接近。
巨大な氷山。
夏の間はずっと明るく太陽は沈まない世界。
ホッキョクグマも撮影することができた。
3回目の航海は2012年。
ノルウェーからアラスカ、そして北西航路。
氷山や島が多い難所の北西航路。
この航路を旅したイタリア人は当時いなかった。
その後4年間でアラスカ、メキシコ。
次は太平洋横断しオーストラリアへ。
ザトウクジラや海上を飛び上がるマンタに出会った。
最初から旅を行っているのはジョバンニさん。
航海の様子をSNSにあげ、旅の仲間を募集。
アンナさんは4年前にタヒチ島での航海に1か月参加。
2回参加したのは彼女だけだった。
2018年に日本に到着。
残り12000キロ。
ノルウェーのトロムソを目指す。
番組は世界一周できるのか?
残りの旅を密着したい。
番組スタッフはジョバンニさんに交渉。
「経験がないと大変かもしれない」
一晩検討したジョバンニさん。
取材はOK。
だが、密着は関門港まで。
日本海の航海は厳しい。
だから、隣の県まで。
航海に密着
番組希望の世界一周の航海は無理だった。
が、船には乗れた。
船の仲間は他にもいる。
ジョバンニさんと長年の友人、ニコレッタさん61歳。
そして38歳のシモーナさん。
残りは12000キロ。
瞳孔距離はわずか180キロだけ。
運転はジョバンニさん。
船から右側に宮島が見える。
他に見えるのは牡蠣の養殖場と漁船。
あまり大きなことは起きない。
番組的には撮れ高なし。
しかし、ゆったりとした船旅となった。
午後1時。
阿多田島近くで碇を下ろす。
食事の時間だ。
コシヒカリでリゾット。
食費は割り勘。
チーズをたっぷりかけてキノコのリゾットが出来上がった。
外食はしない。
ジョバンニさんは元IBMのエンジニア。
定年後、趣味のボートを極めることに。
2007年資金を貯めて船を購入。
それから航海スタート。
ノルウェーに行くだけのはずだった。
しかしスゴク楽しかった。
楽しすぎて、世界中を航海することが人生になった。
今回の航海を終えたらやめるつもり。
大きな橋の下を通る。
マストが橋にぶつかるかもしれない。
きちんと真ん中を通らないといけない。
ここは緊張するとこと。
無事通れた。
橋の向こうは瀬戸内海の夕陽。
船は外側からその国を観ることができる。
夕陽を見ながらビールで乾杯!
奥さんにスマホで夕陽を見せるジョバンニさん。
以前は奥さんも一緒に航海していた。
しかし今は子供や孫の世話で忙しい。
番組スタッフは日本海を航海できなかった。
が、その後ロシアのウラジオストクを経由。
北極海を大冒険。
ジョバンニさんは1週間前にノルウェーに無事ゴールしました。
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