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2019年11月19日のセブンルール。
元ダンサー。
しかし、周囲の才能の差にぶつかり転職。
転職先は、(有)ウッズ。
現在、森林管理部で働く中島彩は38歳。
中島彩のセブンルールとは。
1 一般車が走れるように道を切り拓く
兵庫県丹波市。
土地の6割が人口林。
人が管理し作った林だ。
苗木を植えてから30年以上経過した人口林。
中島彩は同僚とともに山の状況を確認するために歩く。
1日10キロ位歩くこともある。
その後、重機を使って道を作る。
麓から頂上まで2か月かけて2キロの道作り。
伐採と搬出の道になる。
そして、地域の人が山に入るための道。
中島彩が目指す道は軽トラでも走りやすい道。
一定勾配。
カーブで一旦平らな道を作る。
山に無関心でいてほしくないのだ。
2 チェーンソーの刃の誤差は0.2㎜以内
伐採の前日に選木作業をする中島彩。
木材として価値の高い真っ直ぐ伸びた木に印をつける。
残した木が日に当たり育ちやすい環境を作る。
林業で大事なことはイメージする力。
山の30年、50年先後の山の姿を想像する。
チェーンソーの目立てを行う中島彩。
等間隔で並ぶ刃の手入れ。
刃の長さを計器で測る。
6.4㎜から6.5㎜。
6.1~6.3㎜くらい0.2㎜の間に刃の長さを整える。
目立てをすると木材の断面がキレイに切れる。
木材の断面がキレイだと、木材市場で少しでも高く売れる。
そのための大事な仕事だ。
3 出来ない力仕事は男性に頼る
力が必要になる伐採作業。
中島彩は途中で仲間に声をかける。
助けをお願いするのだ。
やはり、力仕事は男性にかなわない。
そこを無理していた時もあった。
今は、できないことは周りに助けてもらう。
無理をしない方が仕事は上手く回る。
できる人がやればいい。
4 週1でフラダンス教室に通う
小さい頃から女子のグループ行動が苦手だった中島彩。
兄と一緒に山に行くのが好きだった。
今も6人以上の女子会は苦手。
大部分のことは仕事で満たされている。
しかし、週に一度中島彩は山から下りる。
フラダンス教室に通っている。
さすが元ダンサー、フラダンスも上手い。
教室後、食事に誘われるが仕事があるのでと一人帰る。
5 現場に梅酢を持って行く
午前4時、自宅で仕事に行く準備をする中島彩。
あるものでお弁当を詰める。
大小の水筒7本を用意。
夕方に脱水症状になることが多い。
それを防ぐための命の水。
水には梅酢を少々加える。
塩分を補充。
疲れ方にくくなっている気がする。
6 自分が伐採した木を使った家を見に行く
伐採した木の搬出。
製材所で木材に加工する。
別の日、車で出かけた中島彩。
建築中の一戸建て。
自分が切った木が使われている。
檜の柱材。
消費者にいい商品を届けたい。
だから、最終直地点を見に行く。
7 林業では絶対に怪我しない
中島彩が最も大事にしているルールがある。
以前、枯れ松を切っていた時。
上の部分が完全に枯れていた。
傾きだした時に隣の木に当たって空中分解。
一つの枝の塊は何百キロもある。
中島彩の1m範囲以内に松の枝が落ちてきた。
林業は危険な仕事である。
亡くなる割合も他の業種よりもかなり多い。
事故を減らす為に週末講習会を行う。
幅広い世代に技術を伝えている。
ある日の講習会後「絶対怪我するなよ」と中島彩は言われた。
中島彩が怪我をすると、すべてが嘘になる。
だから、怪我は絶対できない。
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