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2019年12月25日放送のグッとラック!。
エンディングの志らく一段らくのコーナー。
志らくがクリスマスに見るべき映画2本を紹介
おすすめは”素晴らしき哉、人生!”
古いアメリカ映画なんですけど”素晴らしき哉、人生!”。
フランク・キャプラが監督で、ジェームズ・ステュアートが主演。
ジェームズ・ステュアートは世の為、人の為に働く善良な市民を演ずる。
ところが、ちょっとした事で人に騙される性格。
やけになって自分なんて生まれてこなきゃよかったと叫ぶ。
それを聴いた神様が特別にお前が生まれてこなかった世の中を見せてやろうとのたまう。
自分一人だけが生まれてこなかったせいで世の中が滅茶苦茶になる様を目の当たりにする。
そしてクリスマスの晩に奇跡がおきる。
この奇跡を映画で見た時、志らくは号泣。
この号泣で思い出すのが先代の立川談志師匠と三遊亭円楽師匠。
この二人が若いころ。
新宿の映画館で”禁じられた遊び”を観た。
あまりの感動で二人が無言で泣きながら新宿の駅まで歩いて行ったという美しいエピソードがある。
だけれども、この二人が号泣している様を絵に浮かべると、それはそれでおぞましい風景になる。
この日は、元TBS編成局アナウンス部部長だった吉川美代子氏がゲスト。
局アナの若林有子さんは珍しく一回も噛まなかった。
TBSアナウンススクールもつとめた吉川美代子氏のおかげでスタジオに張り詰めた空気が。
一人の存在が世界の空気を変えてしまう。
この世に生まれてきた人で無駄な人は一人もいないという事。
人はどこかで繋がっている。
一年に一回、クリスマスの夜に人生を考えてみるのも一興。
”素晴らしき哉、人生!”。
おすすめです。
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