所さんの目がテン!マルタイとBRは夜に働き線路をメンテ!


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2020年3月15日の所さんの目がテン!。

人知れず夜に働く特殊車両。

”マルタイ”や”BR”をご存知でしょうか?

真夜中の線路上、安全管理の為に働く特殊車両をご紹介。

マルタイとBR

マルチプルタイタンパー

午前1時30分。

埼玉県南浦和。

線路を管理する、東日本旅客鉄道株式会社、黒嵜壮平副課長。

メンテナンスを担当する、ユニオン建設株式会社、佐々木周三工事長。

二人が夜に働く特殊車両を案内してくれた。

”マルタイ”とは、マルチプルタイタンパー (Multiple Tie Tamper) 。

”BR”は”バラストレギュレーター”のことだった。

この二つの車両はセットで活躍する。

線路が歪み原因とは

線路はレールと枕木そしてその周囲に積んである砕石でできている。

電車が何度も走行すると、

砕石が動きレールや枕木が沈む。

これが線路が歪む原因。

安全な運転と乗り心地の良さを保持する為に

活躍するのが、”マルタイ”と”BR”。

区間ごとに数年に一度ゆがみを補正している。

マルタイの仕事

先頭で走るのが”マルタイ”。

線路の歪みを直すのが仕事。

1レールのゆがみを測定

車体の12カ所に取りつけられた測定用の車輪で測る。

操縦席で線路の歪み具合がグラフで表示される。

もっとも大きなゆがみは5ミリだった。

2リフティングユニットで修正

線路を持ち上げて上下左右の歪みを修正する。

レールを枕木ごと持ち上げて元の正しい位置にキープさせる。

3枕木の下に砕石を押し込む

レールを持ち上げた後に枕木の下に隙間ができる。

この後に活躍するのがタンピングツール。

UFOキャッチャーのように枕木の周りの砕石を柔らかく包み、

枕木下に砕石を押し込む。

タンピングツールの真上のコクピットで作業。

ペダルでツールを挿し込むタイミングを調整していた。

砕石の意外な効果

線路と言えば、レールと枕木。

砕石も線路の一部だと初めて知った人も多いはず。

あの砕石には重要な役割りがあった。

連路の荷重を受け止めるクッションなのだ。

あんなに硬くてゴツゴツしているのにクッション?

いいえ、あのゴツゴツがいいんです。

砕石は岩石から切りだして2~6センチほどに砕いたもの。

切りだしたばかりの砕石は角がとがっている。

だから石同士を重ねると隙間ができる。

この隙間がクッションの役割を果たす。

電車が通過する時に砕石の層が形を変え沈むることで衝撃を和らげる。

電車の重さを分散させる効果もある。

BRの仕事

”マルタイ”が仕事を終えると砕石がレールの上などに散らばる。

これを掃除し新たに砕石を補充するのが”BR”の仕事。

回転ブラシでで砕石をばらまき、

余分な石は線路わきに運びだす。

線路に水平振動を与えて砕石を安定させるスタビライザーとう機能もある。

”マルタイ”と”BR”の仕事は2時間半で終了。

今夜もどこかで2台が働いているかもしれない。

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