所さん!大変ですよ日本でナンが広がった訳は職人の勘違い!?


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2020年3月5日の所さん!大変ですよ。

インドカレー店で出されるナン。

そのままで美味しいしカレーをつけても美味しい。

しかしナンはインド人の多くは食べていなかった。

ナンを食べるインド北部に住む人たちだけ。

しかし、日本では南インドのカレー店でもナンを提供する。

そこにはある日本人男性と時代が関係していた。

南インド料理店にタンドールを売り込んだ男

東京都内の南インド料理の店、”AJANTA”。

35年前からナンをメニューに入れている。

きっかけは、タカハシシゲオさんの影響。

インド料理業界ではかなり有名な人らしい。

都内のある工場にタカハシシゲオさんはいるらしい。

しかし、既に11年前に他界。

今は甥の竹田さんが後を継いでいる。

高橋茂雄さんはどんな人なのか?

タンドール窯の父高橋重雄

北インド料理に使用するタンドールという特殊な窯を作った人。

タンドリーキチンやナンを焼くための窯。

(有)神田川石材商工の2代目社長として会社を継いだ高橋重雄さん。

パンの大量生産化に伴って石屋の仕事が無くなったので新商品としてタンドール窯の製造に着手。

(有)神田川石材商工は当時パン用の石窯を作っていた。

しかし大手メーカーは工場で大量生産。

仕事そのものが減った。

会社を立て直す為、石窯に代わる商品を見つけなければならない。

そして探しあてたのがタンドール窯。

高橋重雄さんは独学でタンドール窯を製造。

自信満々で都内のインド料理店にタンドール窯の売り込み開始。

しかし日本人が作ったタンドール窯は売れない。

よくわからない商品を買ってくれない。

でも諦めずに毎日のように通った。

そして高橋重雄さんは、あることをきっかけにお店の信頼をかち得た。

それは腕相撲で勝った事。

石屋の職人は重いものを持つことに慣れている。

だから腕力が強い。

体が大きいインド人に腕相撲で勝ってしまう。

インド人のシェフにアイアンマンと呼ばれた高橋茂雄さん。

信頼が醸成されたことによりタンドール窯の売り込みにも成功した。

インド人もビックリ!(有)神田川石材商工製タンドール窯の性能

インド製のものの寿命は2年。

しかし高橋茂雄さん製造のタンドール窯は高温に強いセラミック製。

平均耐用年数がなんと10年!

長いもので28年もった例もある。

高橋の窯は長持ちすると大評判になる。

都内のシェアはプロユースの9割。

耐用年数が長ければ原価が下がる。

利益は上がる。

これがプロに支持される理由。

なぜ南インドの店にもタンドール窯は売れたのか?

高橋茂雄さんは北部の人だけがナンを食べるとは知らなかった。

高橋茂雄さんの頭の中では北も南もなかった。

つまり先入観がなかった。

それが幸い。

高橋茂雄さんに売り込まれたアジャンタの御主人はこう語る。

当時はバブル時代。

高品質のものが値段に関係なく売れた時代。

その時流に乗ってタンドール窯を購入したという。

いまや(有)神田川石材商工には一月に20~30件のタンドール窯の注文が殺到しているまでになった。

インド料理店はこの10年で4倍の2162軒にも増加。

この増えた店の9割が(有)神田川石材商工の顧客なのだから会社が繁栄する訳だ!

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