スポンサーリンク
2020年3月9日放送のWBS。
マスクと共に不足しているのが消毒用アルコール。
どの薬局でも手指消毒用ハンドジェル及び消毒用アルコールは売り切れですの表示が。
残っているのは非アルコール系のみという現象が続いている。
薬局関係者の証言
2月の半ばくらいからかアルコール系は液体もゼリータイプも殆ど入ってこない。
一般向けアルコール消毒液は国産が約8割。
経済産業省はメーカー各社に増産を要請、生産量も1.8倍に増えている。
それでもなおかつ不足状態は続いている。
兵庫県にあるドーバー酒造
食品にも直接かけられる消毒液を作るメーカー。
代表ブランドはドーバーパストリーゼ77.
高純度の醸造アルコールを使っている為、食品にもかけられるのが特徴。
加えてカテキンによる抗菌持続性、酒造用の純水使用の安全性と三拍子揃った商品が人気の秘密。
通常は1日9時間操業のところを24時間体制で商品を増産。
現在、8倍から10倍ほどの生産量能力をアップ中。
8倍にも増産しているのに何故店頭に商品が届かないのか?
それは8倍増産しても注文数が30倍になっているから。
これまで売り切れになったことがない大型のスチール缶(17,200ml)でさえ在庫なしとなっている。
アルコール消毒液トップの健栄製薬。
手ピカジェルを例年の3倍増産しているが需要をカバーしきれていないのが現状。
消毒用アルコールの代わりに売れているもの
それはスピリタス。
世界最高のアルコール度数⑨6%のポーランド製のウオッカ。
消毒用アルコール(約70度)より度数が高く代用品として売れている。
従って仕入れ価格も2割ほど上昇。
輸入元のミリオン商事によると在庫が殆ど無いため2月中旬から出荷規制が敷かれているとのこと。
しかしアルコール度数が高すぎて肌が荒れたり引火する恐れがあるため消毒用には薦められないとしている。
スポンサーリンク