アナザースカイ小山薫堂と行く一休さんが開祖の大徳寺真珠庵


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2020年4月24日のアナザースカイ。

放送作家で脚本家と多くの顔を持つ、小山薫堂。

アナザースカイは最近仕事でもよく行く、京都。

小山薫堂にとっては人生の学校のような場所。

今回は友人を京都へ案内。

京セラ美術館の庭園

小山薫堂が京都を案内する友人は、今田耕司。

以前番組出演後からの京都を案内していた。

今回は、最近オープンしたばかりの京セラ美術館。

美術館の周りの庭園は一般に開放されている。

今田耕司とは美術館の屋上で待ち合わせ。

現代アートの代表、杉本博司作の全面ガラス張りの茶室が見える。

ベネチアで披露、ベルサイユ宮殿経由して日本へ来た。

ここも小山薫堂のおススメの場所。

現代アートな襖

大徳寺真珠庵

今田耕司を普段公開しない場所に案内。

一休宗純禅師を開祖とする、大徳寺真珠庵。

27代目の住職、山田宗正さんがお出迎え。

何でも受け入れる一休さんの姿勢を教わった場所。

創建は1491年。

ざっと500年前だと簡単に言う住職。

まずは一休さんにお参り。

その部屋の襖がすごい。

三方を釣りバカ日誌の作者、漫画家北見けんいちの絵。

タイトルは”楽園”。

駆けっこをしている人、踊っている人など。

みんなが楽しそうに笑っている。

与論島の風景を描いたものだ。

奥には一休さんの木像。

木像にはご遺髪を植え付けられている。

一休さんの弟子が襖を描いたが、今は修復中。

修復中の留守番代わり。

その他にも5人のアーティストも参加。

ファイナルファンタジーのアートディレクター、上国料勇。

タイトルは”Purus Terrae 浄土”

イラストレーター伊野孝行は”オトナの一休さん”。

株式会社ガイナックス元代表、山賀博之は、

”かろうじて生きている”など。

普通考える寺院のイメージとは違う絵ばかり。

だけど、一休さんだから「気にしない、気にしない」

何事にも捕らわれない広い心になるのです。

薪で料理するLURRA°(ルーラ)

今田耕司がまだ行っていない店を紹介。

「古典を革新的に解釈して表現している料理」を提供する店。

京都東山にある”LURRA°(ルーラ)”。

NZで知り合った3人が作った店。

2種類の薪釜のみで料理する。

薪で料理するので良い香りが付くらしい。

食事前に小山薫堂から今田耕司へ誕生日祝い。

プレゼントは黒ぶちのメガネ。

恐ろしいほどに今田耕司によく合っている。

さて、革新的な料理がサービスされた。

タピオカと羊のチーズのフリッター。

横に長いブロックのフリッターに雲丹と黒トリュフを載せている。

形は寿司。

手で食べる。

今田耕司から「めちゃめちゃウマいまだっす」が出た。

非常に上品でしっとり来る味。

お茶漬けは焼きおにぎりに上湯スープ。

塩昆布とアオサに干しエビ。

これもまた「ウマいまだ」

量も少なめで50代男性にはちょうど良いだった。

銭湯で〆飲み

次は〆飲みを紹介すると言う小山薫堂。

京都左京区の柳湯。

昭和6年創業した銭湯だ。

本来は銭湯が閉まるギリギリに来る。

お客さんが帰った後に飲むらしい。

今回は定休日に来店。

番組の為に特別に開けてもらった。

11時半くらいに来るある日父さんたちに誘われたのがきっかけ。

わざわざビールを買いに行ってくれたので、

次は自分がワインを買うと宣言。

それからのつきあいらしい。

湯上り、まだ体がほてった状態で酒盛りとは乙である。

学生の発想から学ぶ

複数の顔を持つ男、小山薫堂。

京都芸術大学の副学長でもある。

学生たちの発想は制約がない。

ビジネスの匂いがなく、無心にクリエイティブに向かっていると言う。

例えば、西利と味覚糖をコラボ。

柴漬けがぷっちょになった。

歌舞伎役者の尾上右近のグッズを学生がデザインもした。

小山薫堂は学生たちからも多くの刺激を受けている。

料亭の役割りとは

小山薫堂は下鴨茶寮の社長でもある。

2020年3月のメニューを試食も仕事の一つ。

「今まで食べた中で一番美味い」

何か悪いところがあればいうつもりでいた小山薫堂。

予想以上の味だった。

小山薫堂は2012年に社長に就任。

社長になった理由は、

「日本の食が世界で求められる。

 料亭が文化を集めて和えてミックスして発信する場所であればいい」

料亭の役割りに期待をしている。

入社予定者たちにもその思いを伝える。

「料亭は料理を提供するだけではない

 お客さまの人生の1頁を作っていることを忘れないでください」

下鴨茶寮で食事がしたくなった。

心の洗濯をする場所

20年前、小山薫堂は”料理の鉄人”などを手掛けてたいた。

その時に知った茶店のような場所。

京都清滝にある”くれない茶屋”。

小山薫堂が行った時にはもう営業はしていなかった。

そこに住んでいるおばあさんとお茶をしていた。

主は、秋山凪子さん。

残念ながら一昨年他界。

小山薫堂は3年ぶりに”くれない茶屋”を訪問。

息子さんが家の中を見せてくれた。

「何ひとつ変わっていない」と呟く小山薫堂。

秋山凪子さんと話すだけで心が浄化された。

目の前にある悩みもそのうち何とかなると思えたと言う。

#ENJOY HOME

京都は小山薫堂にとっては卒業のない学校のようなもの。

歴史が長い京都。

自分達は歴史の一部。

目先のことではなく、もっと先を考えるようになった。

新型コロナウィルスのせいで今旅行などができない。

#STAY HOMEと言うが、それよりも#ENJOY HOMEだと言う。

心の中の感じ方によって変わる。

できないことを嘆くよりも楽しいことを見つけよう。

コレ、賛成です!

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