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2020年3月31日(火)放送のグッとラック。
東村山にある銀河鉄道株式会社の取り組みに注目。
新型コロナウィルスの影響で9割の仕事がなくなっても止めないボランティア活動。
それは東村山駅と新宿・丸の内を結ぶ無料の通勤バス。
新型コロナウィルスで受けた影響
9割の仕事がなくなった。
会社としては死を宣告されたようなもの。
3月には小学校の社会見学を受注していた。
しかし学校が休校になったのでキャンセル。
コロナ以前に受注していた予約が月間バス230台ほどあった。
それが一気にキャンセルの雨あられ。
残った受注はわずか28台。
新型コロナウィルスの影響で学校行事・観光ツアーがキャンセル。
それでもドライバー全員の雇用は維持。
45名の従業員の給料は以前と変わらず払っているので3月は2000万以上の赤字。
どうしようもなくなったら自分の生命保険で支払う覚悟だという。
自分で好きで始めた事だから人様には迷惑はかけられない。
東村山駅と新宿・丸の内を結ぶ無料の通勤バスを続ける理由
日本の国家の一大事。
そんな時に日本男児が指をくわえてじっとしてなどいられない。
東村山の為に何かできる!
どうせ死ぬなら最後の最後までやり抜いて死のうという覚悟。
新型コロナウィルスで困っている東村山の人々の力になるために始めたのが東村山駅と新宿・丸の内を結ぶ無料の通勤バス。
午前5時、社長は会社に到着。
午前6時、出発。
先ずは東村山駅により、ウエッブサイトから予約をいれた方々をピックアップする。
銀河鉄道株式会社は、毎日、「無料の通勤バス」を2回運行している。
第1便ー6:00発。
第2便ー6:30発。
新型コロナウィルスで家で待機したくても仕事で都心に行かなきゃいけない人。
その人達が通勤電車の中で感染の恐怖を味わっている。
なおかつ、普通に咳をしただけでも白い目で見られる。
挙句の果てに降りろと喧嘩になる。
そんな状態から、少しでも何かできないかなというのが、この無料通勤バスのスタート。
前日までに銀河鉄道のウエッブサイトで予約すれば最大24人、バスに乗る事ができる。
少しでも感染リスクを減らす為、乗車前には消毒スプレー、空気清浄機を設置、そして一人一人の間を確保してソーシャルディスタンスにも配慮。
そして午前8時、無料通勤バスは新宿を経由し東京駅前に到着。
無料だから、やればやるだけガソリン代や人件費が赤字になる。
しかし、銀河鉄道株式会社の社長はこう言った。
「このバス会社をやっているのは銭金が欲しいわけじゃない」
「自分の得意とすること、すきなことで、誰か一人でもいいから人の役に立ちたい!」
「その思いで自分にできることを精一杯やっているだけ」
新型コロナで、みんなが感染で恐怖を味わっている間は無料通勤バスは続けていく。
そんな社長の熱い思いは従業員にも伝わっている。
自分達にも何かできないか?
そんな思いで毎朝のお見送りは欠かさない。
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