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2020年4月22日のTOKIOカケル。
ゲストは滝藤賢一。
名脇役でありながら主役もやれる役者。
世間に知られるようになった映画など。
オーディション秘話を話してくれた。
滝藤賢一の出世作
200年に公開された映画「クラマーズ・ハイ」。
主演は堤真一。
滝藤賢一がメジャーになった作品。
悲惨な事故現場を目撃して心を壊す新聞記者だった。
滝藤賢一も原作を読んで「この役が一番面白い」と感じた。
当初、50人いる新聞記者の一人のオーディションと聞いていた。
当日の朝、事務所から電話があった。
「監督が違う役でオーディションを受けさせる」と。
全くの無名な役者だったので、大抜擢と言える。
滝藤賢一にとってはありがたい話。
実は、1年くらい前に監督、原田眞人のワークショップに参加。
「けちょんけちょんにご指導いただいた」
原田眞人監督はストーリーも作る。
ワークショップは即興劇から始まりアドリブで作らせて、
そのなかに監督がセリフを入れていくスタイル。
滝藤賢一も参加するが、
原田眞人監督から「はい、嘘。わかるよね、自分で」と声がかかる。
他の人と交代させられる。
その人が芝居を壊すと次に滝藤賢一が指名される。
けちょんけちょんにダメ出しだが、期待されていたと言えるだろう。
滝藤賢一自身にとっては心が折れたワークショップだった。
しかし、これが知名度アップ作品への出演へと繋がっていた。
世にも不思議なオーディション
2010年公開映画「踊る大捜査線THE MOVE3」。
このオーディションもかなり変わっていた。
何も知らずにオーディションに私服で行った滝藤賢一。
しかし、周りはスーツ姿の中国人ばかり。
3人でオーディション室に入れられ、
中国人同士が片言の日本語で取調室の芝居。
「何を言っているのかわからいけどとても面白かった」
滝藤賢一に途中で交代。
片言の日本語、アドリブでの演技。
これが何日も続いた。
最後に、主役の青島刑事まわりの中国人の刑事役だと知らされた。
滝藤賢一は周りは中国人ばかりで受かるわけはないと思っていた。
本物の中国人よりもニセモノの中国人の方が良かったのか?
やはり滝藤賢一の演技に魅力があったってことだろう。
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