カンブリア宮殿岩城紀子は美味しいものを残し次世代に伝える


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2020年5月21日のカンブリア宮殿。

今回のゲストはスマイルサークルの社長岩城紀子。

料理好きの祖母が使っていた美味しい食材。

その殆どが今は残っていない。

美味しいものを次の世代に伝えることが私の使命。

だから岩城紀子は職人を護る。

グランド・フード・ホール

スマイルサークル

美味しい高級食材にお洒落なセレクトショップ、

グランド・フード・ホール。

通称グラホ。

とちおとめがゴロゴロ入っている、

 グラホのいちごジャム1026円。

鳥取県のベニズワイガニを利用した、

 かにみそバーニャカウダ1150円。

う~ん、美味しそう・・・。

グラホを経営しているのがスマイルサークル。

岩城紀子社長の食へのこだわりを紹介。

美味しいもの限定

美味しいものを食べた時に、

顔いっぱいで嬉しさを表現できる岩城紀子社長。

美味しいものが大好き。

グラホで販売するものも美味しい商品に限定。

グラホが選び抜いた商品。

だから、牛乳もタマゴも1種類だけしか置いていない。

本業はバイヤー

年商23億円のスマイルサークル。

全国で商品を発掘してくる、バイヤー。

それがスマイルサークルの本業。

岩城紀子社長が試食中。

各店のレモンタルトを店名を伏せて食べる。

純粋に味だけでチェック。

「痩せてる暇がない」と嬉しそうに話す岩城紀子社長。

あるレモンタルトを食べた時、

「めちゃくちゃ美味しい!」

最高のレモンタルトが決まったようだ。

お菓子のアトリエ”ひみつのひとさじ”のレモンタルトだった。

芦屋で姉妹でお菓子を作っていた。

主にネット販売。

レモンクリームは裏ごしで舌触りを軽くし、

タルトは2度焼きで風味を引き立たせている。

そして、見た目も美しい。

美味しいものを伝える

スマイルサークルの本業、バイヤー業。

百貨店などの為に商品を買いつけるのがお仕事。

選んだ商品はハズレがほぼなし。

めちゃめちゃ助かると言われる。

しかし、見つけたメーカーが小規模な場合が多い。

規模が小さいと商品をコンスタントに仕入れるのが難しくなる。

これは百貨店にとってはマイナス。

小規模なメーカーでもいいものを売りたい、知らせたい。

そうして作られたのがグラホである。

最高の美味しさに光を当てる

淡路島の井上製麺が作る「わかめ麺」は、

ヘルシー食品として売りこんだ。

宝塚牧場のヨーグルトは使用しているざらめを、

種子島産のざらめに改良して商品化。

佐々木さんが作っている梅干しは塩だけでも美味しいので、

「あの日の梅干し」と名付けた。

手間暇かけて、いい原材料で、美味しい商品。

商品も作ってくれる人も知ってもらいたい。

だから、値段は値切らない。

逆に利益を取るように促すこともある。

その味を続けてもらいたいからだ。

グラホと高級スーパーとの違い

岩城紀子社長は発掘した商品を使いこなす。

同居の母親に試食もしてもらう。

食べ続けて飽きないの。

これがグラホの棚に並ぶ条件。

そして、グラホの商品をスタッフも社員も利用。

自宅で自分たちも使っているからこそお客様に勧められる。

気持ちが入った商品が好き

カステラは長崎中のものを試食したと言う岩城紀子社長。

その中で選んだのが、琴海堂。

小さな店舗で昔ながらの味を守っている。

岩城紀子社長が選んだ商品は小さな店であることが多い。

それは小さな店を選んでいる訳ではない。

ただ、「気持ちが入っている気がする」と語る。

極力添加物は使わない

1972年兵庫県宝塚市に生まれた岩城紀子社長。

祖母は料理が上手で、お客を呼ぶのが好きだった。

岩城紀子社長が子供の頃から食へ関心が強くなったのは祖母のおかげ、

アパレル会社などに勤務したのち、

32歳で機能性食品を開発するベンチャーへ転職。

営業で某食肉加工メーカーへ行った。

その時親しくなった工場長から、

「妻にはうちの商品だけは絶対に買うなと言っている」

と、聞かされた。

保存料をたくさん入れているので自分たちは食べない。

岩城紀子社長はビックリした。

しかし、同じようなことを他の工場でも見聞きする。

今、岩城紀子社長が選ぶ商品は、

原材料に添加物が入りすぎていないことが条件。

自然な製法が買いつけの再原則としている。

食べ物が体を作る

食中毒を出してはいけない。

その気持ちが食品の保存料を増やした。

消費者の経済力の問題もあると村上龍は言う。

岩城紀子社長も「ストイックにオーガニックだけとは言わない」

しかし、

「何が入っているのかを知った上で食べることが必要」

それに

「食べたもので私達の体はできている」

何といっても、

「健康は買えないものだ」

ごもっともである。

バイイング フロム アルチザン

岩城紀子社長は海外の食品メーカーが来た時のことを話した。

高級ブランドのバックを持ってコンビニでサンドイッチを買う。

面白いという。

欧米では子供の頃から「バイイング フロム アルチザン」と言われていた。

つまり、職人からものを買えってことだ。

ハムはハム屋、パンはパン屋。

豆腐は豆腐屋、肉は肉屋、魚は魚屋。

そういう店を残さないとなくしちゃうよ。

買う事は投票

2018年。

スマイルサークルはバームクーヘン専門店をオープンした。

「エレファントリング」

作っているのは香山宏さん69歳。

元は神戸市内に店舗を構えていた。

経営難で店を閉めることを決意。

しかし、「あんたの味をなくしたらあかん」

岩城紀子社長が新しい店を作ってくれた。

買い物は投票だと岩城紀子社長は言う。

料理好きだった祖母が使っていた味噌、味醂、そばなど。

作っていた店のほとんどはもうない。

いいと思ったら買わないといけない。

それは美味しいものを残し次に伝えることに繋がるはずだ。

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