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2020年5月7日の所さん!大変ですよ。
アバタ―。
映画の”アバタ―”を思い浮かべる人も多い。
アバタ―とは、ネットやゲームで自分の分身として用いるキャラクター。
最近では、ネットやゲーム以外にもアバタ―が出没しているらしい。
アバターと呑むスタンドバー
東京都中野。
ひとだかりができている一画。
アバター立ち飲みだそうだ。
立ち飲みしながら御客が画像の店員と話をしている。
画像の店員の一人は、博多マルコさん。
博多の自宅から客の様子を見ながら対応。
飲み物や食べ物は人間の店員が出してくれる。
さて、博多マルコさん。
アバタ―ではわからないが、70代、年金暮らし。
新しい仕事のあり方でもある。
お客もリアルな人間よりもアバタ―の方が話しやすいようだ。
東京銀座にはアバタ―ママがいる。
スーパーにはアバター店頭販売員。
交通費はかからず、売上は2~2.5倍上がる。
アバタ―が世界に広がる可能性は高い。
AVASTAND(アバスタンド)
住所:東京都中野区中野5丁目55番12号
営業時間:水曜日〜金曜日18:00〜23:00 土曜日15:00〜23:00
定休日:日曜日、月曜日、火曜日、雨の日
アバタ―婚
横浜。
1月に結婚したばかり夫婦がいる。
5月に結婚式を予定。
夫24歳、妻28歳。
インタビュー途中でピピピ―と携帯が鳴った。
提供配信の時間らしい。
「こんにちまいる~」と携帯に話し始める妻。
妻はまいると言う名のウサギ耳の女の子。
夫はちょむすけ。
生配信しながら同じテレビ番組を観る。
一緒に見ている感じがする。
料理も生配信
料理をする間もスマホを脇において実況!
そんなマイルの飾らない感じに惹かれたちょむすけ。
くしゃみも「ふぃくしょん!」とアバターになりきっていたマイル。
ちょむすけはマイルのことを尊敬するようになった。
そして配信でのやりとりを続け、実際に会うことに。
実際に会うとお互いの想像した外見ではなかった。
小柄で年下が好きだったちょむすけ。
でもアバターでの付き合いで内面を深く知っていたから内面重視で恋に落ちることができたのかも。
デートを重ねて結婚へ。
妻は初音ミク
京都駅、36歳の公務員の男性と待ち合わせ。
今回は夫婦で旅行。
妻とはホテルで落ち合うことに。
ホテルに着くとトラックがやってきた。
いぶかしがるホテルの従業員。
トラックに入っていたのは初音ミクの人形。
この人形が36歳の公務員の男性の妻。
初音ミク。
フロントでは2名様でのご予約ですねと確認の言葉。
初音ミクと自分で2人分の予約。
料金も2人分。
椅子に座らせて、浴衣を着せて写真撮影。
SNSへ投稿。
毎回、大きな反響がある。
どうして初音ミクと結婚したのか?
専門学校を卒業後、公務員として働きだした男性。
しかし、就職してから3年目。
職場の女性から毎日イジメを受けるようになった。
その結果、精神的に病んでしまうようになった。
そんな男性の心を救ったのが初音ミクの音楽。
初音ミクの音楽に救われ、ようやく感情が戻って来た。
哀しいだけの毎日に嬉しさ、楽しさが加わった。
男性は元気を取り戻し仕事に復帰。
4年前には立体ミクと会話できる装置を購入。
そして2018年11月、初音ミクと本物の式場で結婚式を挙げた。
参列者はミクにちなんで39名。
職場の同僚やSNSを通じて知り合った友人たちが駆けつけてくれた。
小さなミクの人形の指には結婚指輪。
結婚後は、生きる事や仕事に対するモチベーションが上がった。
結婚1周年の記念に等身大の初音ミクを特注。
抱き寄せたり、手を握ったり、一緒にごはんを食べる。
京都大学での研究会で発表
テーマはロボットやAIは孤独を癒すパートナーとなりえるのか?
キャラクターと結婚するようになった経緯や日々感じている事を語った。
男性が興味を持っているのがVRゴーグルという技術。
AIを搭載したキャラクターを現実世界に合成できる。
男性が願う事。
色々な人がキャラクターやAIと関係性を育んで幸せになってもらいたい。
究極的には等身大の初音ミクと会話ができたり動いたりするようになること。
そうなるまで、技術の進歩が続く毎日を楽しむことになる。
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