カンブリア宮殿銚子電鉄の業種は鉄道会社じゃなくて米菓製造


スポンサーリンク

2020年6月11日カンブリア宮殿。

千葉県銚子、片道20分の小さな路線。

銚子電気鉄道(銚電)。

いつも崖っぷち経営。

新型コロナで更に崖っぷち。

それでも諦めない精神とは?

新型コロナで収入激減

2020年は世界が新型コロナに振り回された。

銚子電鉄も大きな影響が出た。

3月前年比では、乗客数80%減、売上高50%減。

売上が1日1万円以下の時もあった。

貧乏路線

銚子電気鉄道は銚子駅から外川駅まで全長6.4キロ。

とっても小さな路線。

経営は常に崖っぷちだった。 

例えば、車両は通常2~30年で交換する。

しかし、銚電の車両は全て60年モノ。

12万円で買った中古車両もある。

駅はとっても昭和。

自動改札はなく、手売り。

時刻表は社員の手書き。

制服の袖詰めは自分たちで行う。

社員は会社に金がないことは知っている。

本社は仲ノ町駅隣のバラックのような建物。

築107年。

動かなかくなった柱時計がそのままある。

社員は24名。

ドラマ相棒のような木札に名前が書いてある。

これもなかなか見かけられない。

電車庫には電車はなし。

古い部品ばかり置かれている。

これを磨いたり、削ったりして再利用。

古いパンタグラフは他社から安く買い取ったもの。

元顧問税理が社長

銚電の社長は竹本勝紀さん58歳。

以前は、顧問税理士。

自社を「日本一弱小の鉄道会社」だという。

会議室がないので電車内で社員たちと会議。

3月乗車率は23%。

普通の会社なら倒産している。

銚電はこんな時どうするのか?

「売れるものはなんでも売ろう!」

ネーミングライツ販売

銚電は何でも売る。

駅名も売ってしまった。

観音駅は「金太郎ホーム」

地元では有名なマンションの施工を手掛けている会社の名前。

笠上黒生駅は「髪毛黒生」

正月には「発毛出」という看板が立つらしい。

年間契約は、80~300万円。

大事な収入源だ。

銚電のセット販売

銚電は売ることに貪欲である。

廃線危機救済セットは、

過去の記念乗車券と売れ残った機関車型の栓抜き。

お先真っ暗セットは、

イベントで売れ残ったサングラスと、

キーホルダーのセット。

10日間で2800件の申し込み。

1000万円の売上。

応援してくれる人がいることに感謝。

これでやっと社員の給料分くらい。

強力な食品事業

ぬれ煎餅

銚電の重要な売上源。

ぬれ煎餅。

月3000万円。

実は銚電は食品事業の売上がスゴイ。

売上は本業の4倍。

2018年度は、4億800万円。

しかし、ここもコロナで大打撃。

外出自粛なので店の売上は減った。

電車を止めるな!

銚電は売るだけではない。

映画を作る。

タイトルは「電車を止めるな!」

ってどこかで聞いた事がある名前。

こちらはホラーコメディ。

クラウドファンディングで500万円。

銀行や社長自身も出資して2000万円を集めた。

本気である。

公開は今夏。

映画のTシャツは販売中である。

銚電の歴史

1923年、銚子鉄道として開通した、銚子電鉄。

戦後は醤油の輸送に使われた。

銚電にとってはいい時代だった。

しかし、自家用車の普及で赤字経営。

副業で始めたのが たい焼き。 

1975年大ブームになった”およげ!たいやきくん”に便乗。

年間2000万円を売上げた。

たい焼きと共に売ったのが、ちり取り。

あんこが入っていた一斗缶を切って作り販売。

この頃に銚電魂ができたのかもしれない。

バブルで親会社が倒産。

銚電は資金面の後ろ盾を失う。

当時の経理課長が思いついた。

「銚子にはぬれ煎餅があるじゃないか」

経理課長の部下だったのが、山崎勝哉さん。

簡単にできると思ったが、難しかった。

地元のぬれ煎餅の名店”イシガミ”に依頼。

プロの技を教えてもらった。

指導したのが現社長の石上てるよさん。

「市民の足がなくなると困るのでお手伝いした」

1995年犬吠駅で手焼きして販売。

これが大ヒット。

しかし、いい事は続かない。

2006年。

倒産した親会社の社長が勝手に銚電名義で金を借りていた。

なんと借金2億円。

親会社の社長は業務上横領で逮捕された。

借金はぬれ煎餅1年分の売上。

銚電は倒産寸前に追い込まれた。

しかし、奇跡が起きた。

銚電の奇跡1

2億円の借金、市や県からの補助金が凍結。

銀行融資がストップ。

三重苦の銚電。

予納金がないので、破産もできない。

なんとか面倒をみてくれないかと頼まれたのが現社長。

2005年顧問税理士になる。

金融機関を奔走。

しかし、お金が集まらない。

2週間後までに修理代400万円が必要だった。

用意できなければ、電車が止まる。

社員の給料も支払えない。

山崎勝哉さんは経理課長だった。

夜、会社でやけっぱちになってネット書きこんだ。

「電車運行維持のためにぬれ煎餅を買ってください」

銚電の現状を訴えた。

3日後、奇跡が起きた。

1週間で15000件と、注文が殺到。

これはメディアが取り上げてくれたおかげでもある。

銚電はこれで危機を乗り越えた。

「助けを求めることは恥ずかしいことではない」と、

竹本勝紀社長は振り返る。

 

2011年、東日本大震災。 

2012年、竹本勝紀さんは社長に就任。

報酬はわずか月10万円。

その後市や県からの補助金を復活させた。

おぼけ屋敷電車、プロレス電車、バルーン電車など。

イベント電車で銚電を盛り上げた。 

2018年 まずい棒を販売。

自虐ネタで8ヶ月で100万本を売り上げが。

2020年、6月。

えちごトキめき鉄道、天竜浜名湖鉄道とコラボ。

缶詰・線路の石を販売。

正真正銘のレール下に転がっている線路の石。

タダに等しい。

おみくじ付きで販売。

石に願いをって気持ちを込めているらしい。

地元に助けられて

常に崖っぷちな銚電。

2014年1月11日には車輪が外れる脱線事故があった。

その時助けてくれたのが、商業高校の生徒たち。

銚電を登校に使用していた。

クラウドファンディングで支援金約500万円を集めた。

海鹿島駅では、ボランティアでホームの花を植えてくれる。

銚子の地元民や鉄道ファンに助けられて銚電がある。

いつかは無くなる小さな鉄道。

でも、まだその時期ではない。

銚電は生活の足なのだから。

だから、銚電もどんなに追い込まれても諦めないのかもしれない。

スポンサーリンク


このサイトについて

seesaaテレビ/映画/DVDカテゴリで
常にTOP20 入っている
ながらテレビのWordPressバージョンです。

最新のトレンドを
新しいビジュアル、切り口で
レビューしていきます。


にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村

テレビ番組 ブログランキングへ
follow us in feedly

カテゴリー