がっちりマンデー【ゼスプリ】はキウイフルーツ輸出専門会社


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2020年9月13日のがっちりマンデー!!

CMでよくみる会社。

だけど、何をしているのかよくわからない。

♪キウイ、キウイ、キウイを食べよう♪

あの会社もそう。

キウイを売っているのはわかっているけど…。

実はこんな会社でした。

ゼスプリインターナショナルジャパン

ゼスプリ

耳に残るメロディのキウイのCM。

会社名は、

ゼスプリインターナショナルジャパン。

社長は安斉一朗さん。

本拠地はニュージーランド。

NZで生産したキウイを輸出販売する会社。

キウイだけを売っている。

年間売上は世界で3000億円。

3年以内に4500億円の売り上げを目指している。

50カ国に向けて輸出。

日本はトップクラスの売り上げ。

日本国内のキウイの75%がゼスプリ。

しかも、最近特に販売が伸びている。

これもCMのおかげなのか?

ゼスプリのキウイは輸出専用

キウイ兄弟が出演するCM。

安斉一朗社長曰く、

「辛いエクササイズをしなくても、

 キウイは美味しさも健康も

 同時に満たすことができる」と言いたいらしい。

そして、キウイ兄弟の体に貼られているシール。

これは輸出専用の印。

ゼスプリでは国外に輸出するキウイには必ずシールを貼る。

そして、NZにはゼスプリのキウイは存在しない。

NZで本場のゼスプリを食べることはできない。

ゼスプリのキウイは品質管理されたエリート。

ブランド力を付けて海外のみで販売。

だから、高く売れる。

甘いサンゴールド

キウイ兄弟の色が違うことはご存知だろうか?

一つはグリーン。

もう一つはイエロー。

イエローの品種はサンゴールド。

グリーンより甘く、収穫量も30%増し。

農家には嬉しい品種。

日本生産で通年販売を実現

ゼスプリには一つ悩みの種がある。

キウイを1年を通して販売ができない。

NZのキウイ収穫時期は、4月~12月まで。 

1~3月はどうするんだ?

季節が真逆の日本の農家に作ってもらおう!

2000年頃から日本の農家と契約を始めた。

愛媛県西条市にも契約農家がある。

越智糀さんは年間約4トンのサンゴールドを収穫。

数字は言わないがかなり儲かっている様子。

ゼスプリは西日本を中心に300ほどの農家と契約。

5年後には1年を通して販売できる体制を整える予定。

赤いキウイ

ゼスプリ兄弟には近々妹ができる。

”ゼスプリレッド”

赤い実だ。

ゼスプリの品種開発予算は年間20億円。

毎年1万株の種を掛け合わせる。

10年くらいかけて、

新しい色や味の品種を見つけて栽培。

やってみないとわからない。

結構アナログです。

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