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5月24日放送のこの差って何ですか?。
ネコの肉球とイヌの肉球。
この差って何?
ネコとイヌのもともとの生活環境がヒント。
どちらも今はペット。
でも、昔は野生動物。
その頃の環境の違いとは?
東京大学獣医学博士遠藤秀紀さんが解説!
イヌの肉球には滑り止めが付いている!
世の中には肉球好きな人も多い。
ネコの肉球を思い出してみましょう。
なんか柔らかくてプニプニ。
イヌの肉球のほうがしっかりしている。
そして、ザラザラ。
これが滑り止めになっているんですね。
どうしてイヌの肉球に滑り止めがあるのか?
もともとネコもイヌも野生動物。
イヌの祖先はオオカミ。
寒い地方で育つことが多かった。
雪のある地方でもいます。
雪道は滑ります。
それで足に滑り止めが必要だったんですね。
ネコは主に暖かい地方で育ちます。
雪の上を歩く必要がなかったんですね。
それで滑り止めは要らない。
ネコの肉球は体温調整をする!
柔らかくてプニプニのネコの肉球。
それに少ししっとりしています。
これは汗。
暖かい地方で育ったネコ。
肉球で体温調整をしていたんですね。
どうしてイヌは寒さに強いのか?
童謡にもあるように、イヌは寒さに強い。
そして、ネコは寒さに弱い。
これにはイヌの体に秘密があったのです。
それは血管。
心臓から流れる動脈。
心臓へ戻る静脈。
イヌの場合、この2本がとても近いのです。
心臓から来た暖かい血液。
これが手足の先で冷たくなります。
そして、今度は静脈へ。
その時、隣の動脈が温めてくれるんです。
だから、イヌは寒くても平気なんですね。
「対向流熱交換システム」と言うそうです。
なんかどえらい設備みたいですね。
ホッキョクグマや皇帝ペンギンも同じです。
でも、ネコの動脈と静脈は離れています。
人間もですね。
ネコも人間も寒さには弱いってことですね。
ネコの毛色で肉球に大きな差が!?
白ネコの肉球は淡いピンク。
黒ネコの肉球は黒。
毛の色と肉球の色はリンクしている!
では問題です。
模様のあるネコの場合はどうでしょう。
トラシマのネコの肉球を確認。
ピンクの先が黒くなっている。
肉球の色がまだらになるんですね。
今度ネコちゃんに会ったら、確認してくださいね。
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