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2016年1月27日のシブ5時。
ネット上の話題をニュースに。
注目ワードは「受験シーズンに・・・」
話題の場所は福島県の郡山駅。
受験生へのメッセージ
JR郡山駅。
改札の中にある黒板。
そこに手書きのメッセージが書かれている。
それは受験生へのメッセージ。
今月のセンター試験に合わせて書かれたもの。
「平成28年1月 受験生のみなさまへ」
それが文章の始まり。
メッセージ全文
「いつもJR東日本郡山駅をご利用いただきありがとうございます。
今、このメッセージを書いている私も、数年前はみなさんと同じように受験生でした。その頃、私には夢がありました。
学校ではもちろん、帰宅後もたくさん勉強しました。
通学途中の電車での数分間も友だちといっしょに予習・復習。
時には、参考書を片手にうたた寝をして降りる駅を寝過ごしてしまうなんてこともありました。
そして迎えた試験当日。最後まであきらめず全力で取り組みました。
現在私は、駅員のひとりとして働いています。
これから夢に向かうみなさんのために駅での仕事を通して微力ながらもお力添えができれば幸いです。
そして、そのような仕事に出会えたことを誇りに思っています。
残念ながら、あの頃抱いていた夢は叶えることができませんでしたが、道はひとつではありません。
みなさんが今持っている夢や目標のために、ぜひ全力で取り組んでほしいと思います。
きっと何かが見えてくるはずです。
いつもJR東日本郡山駅をご利用いただきありがとうございます。
最後まであきらめず全力で、夢や目標のために是非全力で取り組んでください」
書いたのは新人駅員
受験生へのメッセージを書いたのは二人の女性。
大久保優香さんと吉田真美さん。
二人の夢は学校の先生になること。
しかし今は鉄道会社の社員として誇りを持っている。
夢は叶わなかったけど全力を尽くした二人。
「道はひとつではありません」
夢を叶えることよりも全力と尽くすことが大切。
そこから先に道が見えるものかもしれません。
駅は安心して帰る場所
ネット上でのメッセージの反応。
”すてきなメッセージ”
”なんか心が温まる”
駅は安心して帰ってこれる場所。
郡山駅の社員はそんな気持ちで仕事をしている。
きっと他の駅も同じ。
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