スポンサーリンク
2016年9月13日のガイアの夜明け。
メイドインジャパンを守れ!
たやすな日本の職人技。
日本製の靴は8%
靴は大きく3つのパーツができている。
足を覆うアッパー。
足を直接乗せるインソール。
かかとなどのアウトソール。
でも、実際の工程は10以上。
たくさん売られている靴。
その内日本製はわずか約8%。
着せ替え靴ジョニー&ジェシー
神戸市長田区は靴の産地。
パンプスブーツなど婦人靴が多い。
安藤友介さん32歳。
Jay Jay ジャパンの社長。
ジョニー&ジェシーを2015年から発売。
これは着せ替えできる靴。
ジッパーでソールとアッパーが繋がっている。
アッパー 3990円~
ソール 6000円~
70種類以上のアッパーから選ぶことができる。
旅行先でも靴を楽しむ
旅行先に着替えを持っていくように、
靴の着替えも持って行ってほしい。
それが安藤友介さんの願い。
アイデアを形にした職人大谷さん
頭に浮かんだアイデアを形にする。
職人歴30年の大谷巌さんが頼り。
大谷巌さんは図面からサンプルをおこす。
安藤友介さんの考えを組み立てる。
約1時間で試作品完成。
減少する靴職人たち
日本の靴職人たちは減少している。
昭和59年と比べると半分以上減っている。
職人技をなくさない為にはどうすべきか?
着せ替え靴の弱点を発見
東京銀座。
セレクトショップのエストネーション。
安藤友介さんがサンプルを見せに来た。
対応してくれるのはバイヤー田中成美さん。
材料や品質面では合格。
しかし、履き心地が難点。
つま先が締め付けられる。
インソールの改良を指摘された。
インソールを改良
田中成美さんからの指摘されたインソール。
ジッパーに指が当たらないように保護した形。
これが履きにくくさせていた。
大阪市中央区。
インソールを作る専門メーカーに相談。
この会社は足に優しい靴作りに定評がある。
より足にフィットしたインソールができた。
かかとを深くして脚全体を包む。
つま先のカップをなくした。
その代わりインソールの縁を立たせた。
履き心地はいい。
足入れの不快感がなくなった。
サンダルにも着せ替え可能
新しいインソールが完成。
安藤友介さんは別のアイデアが浮かんだ。
大谷巌さんがまた形にしてくれた。
それはサンダル。
インソールのつま先のカップがなくなり、
サンダルにも着せ替えができるようになった。
着せ替え靴の枠が広がった。
世界に着せ替え靴を!
ラスベガスで毎年行われるリバティーフェア。
74か国、100以上のブランドが集結。
約1万人のバイヤーが来場する展示会。
安藤友介さんも出展。
着せ替え靴を世界にも広めたい。
展示の目玉はサンダル。
多くのバイヤーが声をかけてくれた。
名刺交換も進んだ。
これからが勝負。
日本の職人たちの為にも
銀座のセレクトショップ・エストネーション。
着せ替え靴も並ぶことになった。
多くの人が興味を持ってくれた。
これが安藤友介さんの一歩。
靴作りが継続することで職人の存在を守ることになる。
それがいつか自分に帰ってくる。
スポンサーリンク