プロフェッショナル本田圭佑が語るW杯とメキシコ移籍の真相!


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[プロフェッショナル仕事の流儀] ブログ村キーワード

2018年5月14日(月)放送のプロフェッショナル。

W杯まで1ヵ月。

日本代表の当落線上にいる男。

それが本田圭佑。

かつてないどん底に落ちた男の日常に密着。

ゲームオーバーの男

成り上がる為だけにサッカーをやってきてた。

その成り上がるサッカーが終った瞬間だった。

サッカー成り上がり人生にゲームオーバーが来たんですよ。

ミランでも自分の目標が達成出来なくて、こういう道を選ばざるを得なかった。

それは、隠しても隠しきれない事実。

それは思いもよらない現実だった。

世界で夢破れ、もはや日本のエースでもなくなった。

本田圭佑は自分が日本代表から落ちるかもしれない状況を受け入れたくなかった。

もうワールドカップが目先なのに。

メキシコでの本田

自分はまだ瀬戸際ではない。

相変わらず未熟なままだ。

心は頭がおかしいんじゃないと思うぐらい前向きだった。

そこにはジェットコースターのような人生を楽しんでいる自分がいた。

追い込まれれば、追い込まれるほど力を発揮するのが本田圭佑。

それが本田圭佑たるゆえん。

どんだけ、どん底に落ちても楽観的。

挑戦できる可能性があるなら、そこは諦めない。

ワールドカップ優勝は国民への約束

ワールドカップ南アフリカ大会に向けての発言。

僕自身はベスト4ではなく優勝を目指してもいんじゃないかなと思う。

この発言を今でも忘れられない。

ワールドカップ優勝は僕は国民に約束したと思っている。

僕は多分、みんなが思っている以上に、結構、その辺、忘れてないです。

だから、自分をワールドカップに選んでほしい。

ロシアのピッチで自分が世界一を目指している生き様を見てもらいたい。

それが僕の本当の素直な思い。そういう覚悟で今、練習している。

 

過去の人になりつつあった本田圭佑

2018年2月。

ワールドカップまで後4カ月。

本田圭佑はメキシコの小さな街でプレーしていた。

街はずれの簡素な練習場。

それまでイタリアの名門チームでプレイしていた本田圭佑。

この小さなメキシコの街に来ることは都落ちを意味していた。

しかし、練習での本田圭佑に悲壮感などみじんもなかった。

それどころか、やけに笑顔が目についた。

8年前、ワールドカップ南アフリカ大会。

本田は一躍世界の本田に成り上がった。

外国人選手に当たり負けしない屈強なフィジカル。

ここぞという場面での並外れた決定力。

4年後、イタリアのビッグクラブACミランに移籍。

幼いころからの夢をかなえた。

だが結果は惨憺たるものだった。

レギュラー争いに破れ、ベンチを温める日々。

去年、チームをお払い箱となった。

成り上がるサッカーが終った瞬間。

ミランで終わりじゃなかった。

ミランの次があった。

でも、そこに行けなかった。

その時点で成り上がりのサッカーは終った。

サッカー成り上がり人生にゲームオーバーが来たと悟った。

ミランで自分が思い描いていた結果を残せなかった。

そこで思ったのは振り出しに戻るということ。

サッカーは、いつ辞めてもいい。

だから、今、やりたいようにやる。

新天地にメキシコを選んだ理由

バチューカに来た。

都落ちだ。

その通りですと。

だから何なんだと。

実はヨーロッパチームからのオファーはあった。

ACミランで10番をやっていた選手がヨーロッパからオファーがない訳はない。

メキシコは自分が挑戦したいと思える環境だった。

それは自分がもっと伸びていける環境。

ワクワクとか、挑戦したいと言う野心を最優先にした結果。

それを、いくつかある選択肢から選んだ。

それがバチューカだった。

2月が勝負。

チーム練習を終えた後の特訓

居残りでドリブルとダッシュを繰り返す。

161に上がる心拍数。

バチューカは標高2400mにある高地。

平地よりも空気は20%薄い。

かって経験をしたことのない高地。

そこで心肺能力を徹底的に鍛え直す。

それが本田圭佑がバチューカを選んだ理由。

個人トレーニングはチームメイトが休んでいる間も続行。

誰もいないグラウンドでまた一人走る。

僕らは、人より追い込んでなんぼみたいな哲学でずっと過ごしてきた。

いかに空いた時間を有効活用していくかが身についている。

最大心拍数の85%を目指すトレーニング。

それは心拍数155以下をキープするということ。

これは心拍トレーニングと言われるもの。

本田圭佑はインターバルに、この方法を取り入れている。

ハリルホジッチ監督が目指す縦に速いサッカーに対する疑念

ボールを奪ったら一挙に前線へ。

長い距離をスプリントする能力が求められる。

だが本田圭佑はスピードで勝負する選手ではない。

ハリルホジッチ監督が求めるプレーができない。

いやできないのではなくやらない。

それが代表から遠ざかる一因に。

敵は自分

自分ですよ。

どんな時も。

妥協と言う敵が日々あらゆる時間に襲いかかってくる。

本当に強敵。

それを本田圭佑のポジティブ思考が迎え撃つ。

苦しさを力に変える物語を創ってゆく。

来る日も来る日も個人トレーニングに打ち込む本田圭佑。

その成果がバチューカの試合で出た。

自陣から50mをドリブルで突破。

4人をかわしてゴールを決めた。

皮肉なことにハリルホジッチ監督が望む縦のサッカーを一人でやってのけたのだ。

これに対し本田圭佑は、こう語る。

普通やったらパスを選択しているところ。

それをパスをせずに最後までドリブルでいった。

明らかにこれまでのプレーに対する考え方と変わってきている。

そんな意思決定をいままでしたことがなかった。

メキシコに来てやったこと。

それは自らの長所である決定力を磨くこと。

心肺能力が増したことで球際のプレーに強くなりゴールラッシュが始まっていた。

何もないところから得点のにおいを作り出す。

これこそが日本代表に求められていること。

本田圭佑が必要だという状況を作っていくこと。

それこそが本田圭佑がやらねばならぬアプローチ。

31歳、アスリートとしては下り坂。

それでも闘い続けなければならない理由がある。

手倉森誠サッカー日本代表コーチのメキシコ視察

代表から遠ざかっている本田圭佑にとって最後のチャンス。

この視察で結果を出せばワールドカップへの道が拓ける。

だが、逆に、ここで評価を落とせばジ・エンド。

如何に自らの変わった姿を見せられるか?

スピードがのったドリブルを繰り返す。

ここまで追い込まれた状況になったのは初めての経験。

だが、まだまだ底は深かった。

手倉森誠コーチが視察する中、ゴールを揺らせない。

何度も何度もトライするが結果がでない。

だが最後に神からのプレゼント。

ペナルティキックの権利を掴んで、見事に決めた。

間違いなく、いつも代表活動前に点を取る男。

なんか、持っているなという気はしましたよね。

まだまだ向上心があるなって。

失敗は必要な過程

失敗って、本当に過程。

なにか、次にうまくいく為に必要な過程。

もしかしたら失敗という表現が間違っているのかもしれない。

失敗というネガティブな言葉自体を取り除けば、物事は何でも前向きにとらえられる。

まだ、1ヵ月。

アピールする時間はある。

うまくいってないことも多いけど。

今の状況を楽しんでやっている。

その点は不変。

いかなる状況であれ、その状況下で前向きにやれることをやる。

この自分の信念は不変。

このワールドカップへの短い期間においてさえ自分を信じられる。

それが本田圭佑たるゆえん。

追い込まれれば追い込まれるほど力を発揮する。

それが本田圭佑。

4月のバチューカでの成績。

4試合で3得点。

本田圭佑の逆襲が始まった。

そこに可能性があるかぎり諦めない。

4月7日、不服従を誓ったハリルホジッチ監督は解任。

新監督に西野朗氏が就任。

ワールドカップ出場メンバーの発表。

2018年5月31日がその日。

そこに本田圭佑の名前はあるだろうか?

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