サワコの朝カリスマ左官職人久住有生の壁に捧げた頑なな人生


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2020年4月18日のサワコの朝。

ゲストは左官職人、久住有生(クスミナオキ)。

18歳から始めて30年。

金閣寺の敷地内にある平成の院、茶室。

東京国立博物館、本館ラウンジの左官を復元。

港区立芝浦小学校の大壁。

東急プラザ渋谷5階のPepper PARLORの壁。

人生を壁に捧げた久住有生とは?

左官の英才教育

左官職人久住有生

久住有生は兵庫県生まれ。

父親は左官屋の2代目。

久住有生は長男として生まれた。

物心がついた頃から英才教育は始まっていた。

パネルに塗っては剥す。

これが終わらないと食事もできない。

現場での手伝いも実は修行だった。

嫌で嫌で、家出を2回ほど試みた。

小学生の高学年の時のは親戚のおじさんがみつけてくれた。

だが、このままでは左官屋にさせられる。

早く自分がしたいことを見つけなければ…。

久住有生はそんなことを考えていた。

将来の夢はケーキ職人

久住有生は子供の頃から甘いものが好きだった。

週に一度甘いものを買うのが楽しみ。

高校3年間はケーキ屋でアルバイト。

器用だったので、たくさんの仕事をさせてもらった。

周囲も自分自身も将来はケーキ職人だと思っていた。

「専門学校に行きたい!」と父親に話した。

勉強が嫌いだった久住有生。

専門学校に行っても「バカになるだけだ」と却下された。

しかし、父親は欧米への旅行を提案。

ドイツのケルン大聖堂など目ぼしい建築物を見るよう勧められた。

サグラダファミリアに感動

父親の勧めでの欧米旅行。

スペインのサグラダファミリアを訪問。

100年以上かけて更に作り続けていることにも大感動。

人間の偉大さを知った久住有生。

特に壁の装飾が素晴らしかった。

この頃、久住有生は知識不。

壁の装飾が左官職人によるものだと思っていた。

実は石職人によるものだったのだが。

ケーキよりも左官?

サグラダファミリアに感動はしたが、ケーキ屋になりたかった久住有生。

父親にそう伝えると、

「ケーキは食べたらなくなるが、左官は死んでも残る」

確かにそうだ。

そして久住有生は「そうか、残るものはすごいな」と納得。

左官屋になることに決めた。

完璧に父親の作戦勝ちである。

全ては左官に繋がる

もともと左官屋の父親のことは尊敬していた。

左官屋になるのであれば父親のような名人になりたい。

寝る時間や食べる時間を削って修行。

一般的に左官屋は10種類のコテを使い分ける。

しかし、久住有生は1000種類以上のコテを使用。

細かいレリーフ用の作業には小さなコテ。

作業内容で使い分けている。

海外からの発注では現地の材料を使用する。

そこの風土にあった面白いものを作るためである。

そして気に入らなかったやり直すこともある。

左官の仕事に真摯な久住有生。

趣味は、トライアスロンやサーフィン。

左官の仕事ばかりして周りが見えてなかった頃。

始めたのが、サーフィン。

おかげで波をイメージした作品も多い。

42歳の時に体力が低下。

その後にトライアスロンを始めた。

耐久力をつけることができた。

全ては壁のためである。

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